アルゼンチンアリは南米を原産とし、世界的な交易の発達により、世界各地に分布を拡げています。 生態系や人間社会への悪影響が大きいことから、IUCN(国際自然保護連合)の「世界の侵略的外来生物ワースト100」 にも名を連ねる悪名高き侵入害虫となっています。 害虫の防除においては、発生や侵入を早期に発見することが何よりも重要です。 しかし、体長約2〜3mmで目立たないアルゼンチンアリは注意を惹きにくく、気付かずに見過ごされることも多いのも事実です。 その結果、屋内に侵入した大行列に慌てふためく頃には既に広範囲に巣が形成されています。こうなると防除は格段に難しくなります。
アルゼンチンアリは多数の巣が協同して働く巣を形成していますので、一部の巣を駆除してもすぐに他の巣から補充されます。 従って、女王アリや幼虫を含めた巣(コロニー)全体を殲滅(せんめつ)する必要があります。 また、アルゼンチンアリの生態性から、年3回の駆除が最も効果的です。